第37回
『お盆』

皆さんのお住まいの地域のお盆はいつですか?関東近郊では7月の13日〜15日(または16日)ですが、私が育った地方では8月13日〜15日(または16日)です
10年もお花の仕事をしているとはいえ、ブライダルギフトが中心のアトリエなので、お盆にはあまり縁がありません7月の市場では、お盆のお花がたくさん出回っていますが、お盆辺りに急に市場が混雑すると「あれ?何かあったかな?」と思ってしまいます。
お花を扱っている身として、あまりに知らないのも恥ずかしいので、お盆について色々調べて勉強しました飾る品やお花も、地方によってさまざまだと思いますが、今日は関東地方で飾られる植物のお話をしますね

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ほおずき(鬼灯)
漢字では「鬼灯」と書きます。ご先祖様をお迎えするときに、精霊は提灯の火を頼りに集まると言われていることから。ご先祖様が道に迷わないようにほおずきを提灯に見立ててお盆に飾るようになったそうです
オレンジ〜赤がきれいなほおずきは、提灯に似ていますよね
7月初旬には各地で「ほおづき市」が開かれます。特に浅草寺のほおづき市が有名です。

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ハス(蓮)
お盆には欠かせないお花です。7月のお盆のころから約1か月8月のお盆のころまでが花盛りであることが、お盆のお花として使われる理由の一つです
また、蓮の花は仏教に密接なかかわりがあります。仏教の中でもっとも格上の花、極楽浄土に生える花とされています仏像が乗っているのは蓮の葉ですよね
蓮は、沼や池に生えて咲くのですが、泥の中に生まれても、汚れなく清らかに咲く「清浄無比の花」と尊ばれています。

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ユリ
お盆をイメージするお花、というわけではありませんが、長持ちするので暑いお盆の季節にも長く飾っていただけるお花です。
お供えのお花は、故人が亡くなられて間もない場合には白を基調としたものにする場合が多いのですが、お盆に飾るお花は、お好きな色合いで良いでしょう
その際に、バラは避けるのが一般的です。「バラのとげが仏様の目を傷つける」と言われているのです

写真は、お盆にお供えとしてお送りしたアレンジ。あまり派手な色は入れず、さわやかな色合いでまとめました

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