第9回『芍薬(シャクヤク)』

前回「次回はバラの咲き方のお話をします」と書いたのですが、今が旬の芍薬(シャクヤク)がたくさん出回っているので、芍薬のお話をしたくなってしまいました。バラのお話は、また改めて書かせていただきますね

立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉にあるように、立ち姿がきれいなお花の代表です。奈良時代に薬草として伝えられた植物でしたが、花があまりにもきれいだということで、観賞用の植物として広まっていきました
牡丹芍薬は、区別が付きにくいお花ですが、牡丹は木で、芍薬は草という違い。どちらもボタン科ボタン属のお花なので、お花だけは見分けがつかなくても無理はないんです。葉の付き方が違っていたり、冬になって地中に根が残るもの(牡丹)残らないもの(芍薬)という違いです。英語では芍薬はPeony、牡丹のほうをTree peonyとしています。

切り花の芍薬は数年前から人気が急増し、お花屋さんでもたくさんの種類が見られるようになりました。ふんわりとした大輪のお花は、存在感がありエレガント。花嫁さんのウェディングブーケにも人気です。日本での旬は5月から6月の2か月ほどです。秋から春にかけても輸入の芍薬が出回りますがお値段が数倍違うので、今がお勧めです!


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芍薬の色は、白、淡いピンク、濃いピンク、赤に近いピンク、コーラルピンク、赤などになります。多く見かけるのは白とピンクですね。
咲き方も色々あります。ふんわりとしたカップ咲きのバラに似た咲き方のもの、八重咲きで花びらたっぷりのもの、扇咲きといって中心がくしゃっとしていて、その周りに花びらが囲うようについているもの、一重咲きで花弁が見えるものなどです

つぼみの芍薬は、ゴルフボールくらいの大きさ。それが満開になると直径10cm以上のお花になります。(つぼみが小さいものは、咲いたときのお花も小さくなります。)
つぼみの芍薬は、咲かないこともあるのでお花屋さんで買う時には、ちょっと咲きかけて花びらの色が見えているものがお勧めです。
つぼみの芍薬の水あげ方法は、つぼみを水で洗い流し(ミツが着きやすいので)水の中で茎を切り戻して下さい。
花が咲きかけているものは、茎を切り戻すだけでどんどんお花が開いていきます。
また、シャクヤクは葉が大きく、蒸散作用が激しいので適度に葉を取って下さい1週間から2週間位は、見事なお花を楽しめます


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写真は、扇咲きの芍薬(ユニバース)

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たくさんのお花の写真をご覧になってください。芍薬の写真もご覧いただけます。


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